べにきち

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ピーニャに「Flower」

ご挨拶遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


冬休み前半はキャンプに行こうと計画していたのに、雨で行けず。

年明けには船釣りに行ったのですが、想定外にうねりがあって、私と次男が活動不可能な船酔いで15分で撤収。

そして休み終盤に再びキャンプを計画するも、ひたすら鼻水が出るという風邪に家族全員次々と罹患してまたしても行けず。

「遊び足りない!」と言うと、長男に「十分遊んだと思うよ」と諭されました。

早く冬終わらないかなあ。春になったら大潮の干潮で小さいものクラブしないとなあ。今年は生き物いっぱいいるといいなあ。早く3月にならないかなあ。いやまて、3月は個展があるぞ。早く3月になったら困るぞ。ああ、なんで個展するって言っちゃったんだろう。あの頃はまだ2年以上先の話だし、と思ってオーケーしたんだった。でもせっかくやるならジャーン!!と見せたい!

というわけで、個展まであと約2か月、ちょっと焦り気味で仕事しています。

久しぶりにピーニャ(という名称の生地。フィリピンの伝統的な布だそうです)に染めました。

水に浸けると、模様が水に浮いているみたい。

濡れた繊維が透明すぎる。


染め上がりはこんな感じ。

こんなに細い繊維なのに、ちゃんとしっかり色がのるのが面白い(きれいに染めるのにかなりコツが必要です)

どのぐらい細いかというと

左から、ざっくりしたタイプの芭蕉布の糸、ピーニャ、タペストリーなどによく使う麻の繊維(芭蕉布と麻はちょっとほぐれてしまってますが)


髪の毛より細いピーニャ。糸を切らないよう、布を張るのも神経使います。


これだけ細くて透明感があるので、光の当たり具合や背景によって全然色の出方が違います。

是非会場でご覧ください。

ちなみに、ピーニャはパイナップルの繊維でできた生地です。

個展だし久しぶりに染めてみようと思い立ち注文したら、前回購入した時からかなり時間がたっているとはいえ、倍以上の価格になっており驚愕です。生地価格、どんどん値上がりしていて、いつ止まってくれるのかハラハラしてます。


現在は、新しいデザインの試し染めをしたり、タペストリーを色々染めたり。

「鶴と亀」

これも個展用。

という感じで、個展の準備も進めつつ、ビームス・フェニカさんでの毎年恒例の2月の沖縄展に向けての作品も納品間近で、狭い工房内がゴチャゴチャです。ああ、増築したい。

ビームスさんでの展示会の詳細は、また日程が近づいたらご案内します。


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べにきち11年ぶりの個展

場所 Galleryはらいそ識名園

期間 2024年3月21日~4月2日

2024.01.15