べにきち

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もうすぐ、べにきちオンラインショップ

もうすぐ始まります!

12月1日から当HPのONLINE SHOPにてべにきち直売ショップをスタートします!

今日はスタートで出す作品を一部ご紹介。

 

タペストリー「さかな」

 

かわいい色に染めあがりました。

とぼけたような魚の表情が気に入っています。

今回はこのデザインで初めて地色も染めてみました。

落ち着いたグレーの地色が、魚の鮮やかさを引き立ててくれました。

イラブチャーのおでこが全部同じ色じゃないのがポイントです。

 

 

しっかり色が入っています。こういう生地は染め上がりの表面が白っぽくなりがちなのですが、きれいに染まっています。

太めの紡績糸で織った麻生地、厚みがあってしっかりした生地です。

 

 

 

そして来年の干支ハガキも仕上がったので、オンラインショップに出します。

昔の寅のおもちゃを参考にデザインしてみました。

手漉き和紙に染めているのですが、和紙に染めるときは本顔料で染めています。

本顔料とはいわゆる昔ながらの顔料、鉱物でできた自然素材なのですが、粒子が荒くて着物や帯だと擦れなどで色落ちしやすいので、今は樹脂顔料(ケミカルな顔料、本顔料よりずっと粒子が小さい)にブレンドさせて使うことが多いです。

べにきちでは樹脂顔料だけでも色を出せるようになったので、布に染めるときはほとんど本顔料は使わなくなりました。

でも和紙に樹脂顔料で染めると、発色がイマイチなので、和紙に染めるときだけはほぼ本顔料で染めるようにしています。

便利なものがあるのに昔ながらのものを使うのには、作品にとってそうでないといけない理由があるのです。

 

・・・と、年賀状のご紹介のときにはいつもアピールしています。

本顔料は、豆汁を用意したりと、使うのが結構面倒なので、苦労アピールです。

本顔料の優しい発色を味わってください。

 

 

 

 

そして!こちらも出します!

 

「琉球の鳥」手染めパネルです。

 

赤城紬の着物地に染めました。

 

 

画像では伝わらないと思いますが、生地に光沢があって、顔料が映えます。とても上質の生地です。

生成り感が強い生地なので、全体では落ち着いた印象です。

 

以下、オンラインショップについてです。

●オンラインショップは、ご注文の先着順にお受けいたします。

スタート時は特に混み合い、ご注文いただいたのに売り切れていた、ということがあるかもしれませんが、ご了承ください。

●こちら(最新のお知らせ)でご紹介する作品について、予約はできません。

●作品についてお問い合わせ中のお取り置きはできません。

●売り切れた作品の受注制作や次回販売時の予約はお受けできません。

●工房ではご購入いただけません。オンラインのみでの販売になります。

実物をご覧になってご購入を検討されたい方は、下記2店舗でべにきち作品を扱っていただいておりますので、是非足を運んでみてください。

※お出かけ前に在庫状況を問い合わせることをお勧めいたします。

はらいそ(那覇店、うるま店)

山原工藝店

 

また、来年も今年と同じようなスケジュールで東京で何度か展示会に参加します。

そちらでも実物是非ご覧ください。

 

 

 

 

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軽石、我が港でも風向きによっては満タンになります。

え、陸?って感じですね。知らない人は歩いちゃいそうですね。

でも風向きが変わると一晩でなくなったりもします。

先日潜りに行くと、軽石の帯がある所には、水中にも雪のように軽石が漂っていました。

そこにグルクマが例によって大口開けて大移動していたので、1匹獲ってみました。

そういや養殖のグルクマが軽石を食べて死んだのがニュースになっていたなあ、と思い出し、家で捌いてみたら意外や意外、軽石は全然飲み込んでませんでした。

養殖のグルクマは粒餌を食べているから間違えたのでしょうね。

野生のグルクマ、ちゃんと区別していてすごいですね。

 

2021.11.26